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2024-06-25 更新

No 226 世界難民の日 in ザンビア その2 柔道着の寄付

メヘバ難民キャンプでの柔道のデモンストレーションの様子をお届けいたします。

柔道のデモンストレーションは、会場のど真ん中に青いマットを引いて行われました。

晴天の下、7歳から18歳くらいまでの子供たち20数名の道場性が整列し、基本的な受け身の稽古から、乱取りまで、基本的な柔道のデモンストレーションを行いました。

アフリカ独特の練習なのか、人の上を飛び越えて前回りで受け身を取るデモンストレーションも行われており、アフリカ人のバネと跳躍力の凄さを見て、身体能力の高さを感じました。


メヘバの世界難民デーのイベントでは、「アフリカ時間」と「アフリカ人のフレンドリーさ」をとても感じました。

まず「アフリカ時間」ですが、当初の予定では9時開始の13時終了予定で、企画されていましたが、実際には、13時開始の16:30終了になりました。
今回の場合、基本的に政府要人の到着が遅れたことが原因のようです。

午前中に2回ほど、ヘリコプターで到着された方がいて、その都度、多くの観客がヘリコプターに駆け寄っていました。
また、副大統領が来た際には、パトカー15台ほどが大音量で現れて、しばし会場が騒然となりました。

待ち時間の間には、でもストレーションを披露するそれぞれの団体が、思い思いの場所・タイミングで、予行演習を行っていました。
急にダンスが始まったり、マーチングバンドが更新したりするので、始まったのかな?と、都度思うのですが、後で考えると単なる予行演習だったようです。

柔道チームは、午前中に2回の予行演習を経て、開会宣言のあと、14時ころに本番のデモンストレーションとなりました。

予行演習の段階でも、ほぼ本番と同じ事を行うのと、本番終了後に、外国メディアの撮影用に、更に1度のデモンストレーションを行っていたので、合計4回のデモンストレーションを行っていたことになります。

他のデモンストレーションは、ダンスや音楽ばかりなので、柔道は1つだけ異質なイベントだったこともあり、結果として多くの方の目に触れることになりました。

寄付する柔道着は、本来の予定では、本番終了後に贈呈する柔道着を並べてから贈呈式を行う予定だったのですが、待ち時間が多かったため、昼前の時点で柔道性を呼び、みんなでセッティングしましたので、柔道着を並べる行為自体も、周りを取り囲む人々の注目を浴びることになりました。

なお、日本では考えられない事ですが、このデモンストレーションに出ている道場生の中には、道着が無くて私服で参加している子供たちもいましたので、予行演習の段階で、子供たちに直接道着を渡して着替えさせるといった瞬間もありました。

道着を持っている子も、帯が無かったり、上下が別の色だったり、破れていたり、ぼろぼろの柔道着を着ている子たちも多く、日本から持って行った柔道着の貴重さを感じました。日本人から見ると中古の柔道着でも、彼らにとっては、とても綺麗な柔道着だと認識してくれたようです。

柔道着の寄付セレモニーはもちろん並べている段階でも、沢山の綺麗な柔道着を見て、生徒だけではなく師範の先生もみんな興奮気味で、とても喜んでくれました。遠い国日本から、運ばれたことを知り、自分たちを見ている人がいることに感動し、来年もぜひ来て欲しい!と多くの子供たちに言われました。青い柔道着の高学年のリーダーの子供達とは、メッセージアプリで連絡先を交換し、定期的な情報交換を行おうと、言い合いました。

今回のメヘバ訪問は、日本では、使い道がなく、捨ててしまうしかない柔道着が、こんなにみんなの喜びに代わることを見て、改めて日本の不用品がどれだけ世界中で必要とされているのかを知るとても良い機会でした。



■ 関連リンク

世界難民デー2024レポート ザンビア メヘバ難民キャンプ




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